CB750K0 キャブレターの同調作業

今まで経験と勘を頼りに調整していたキャブレターの同調作業。
バキュームゲージを使ってきっちり調整すると、見違えるようにエンジンの調子が良くなります。

<バキュームゲージ>
今までビギナーには中々手が出しにくかったバキュームゲージも、最近はネットや量販工具店で比較的安くバキュームゲージが買えるようになりました。
今回は興和精器のバキュームゲージを使って、CB750K0一本引きキャブレターの同調整備を行なってみました。
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<キャブレターのスロー調整>
まずスロットルケーブルの遊びをハンドル側とキャブレター側のアジャスターを緩めて多目にとります。
エアスクリューを軽く閉め込んでから1回転戻し、スロットルストップスクリューはTマークの刻印を合せてエンジン始動します。
バキュームゲージの針が大きく振れるときは、ゲージの首元のアジャスターを閉めていくと針の振れが安定します。
4つのバキュームゲージの針が16~24cm-Hgの範囲内で揃うように、エンジンの回転数が950rpm~1,000rpmになるように、スロットルストップスクリューを調整します。 整備書では先にエアスクリューの調整するようになっていますが、その変化はバキュームゲージでわかりにくいので、1回転戻しに決めてこの作業は行ないます。
ただし、エンジンを吹かして回転が下がるときにマフラーからパンパン音が出る場合は、エアスクリューを1/8~1/4回転位締めこんでガスを濃くすると音は止まります。
アイドリングでの同調が取れると、ミッション系やクラッチ系から出るガサゴソ音や振動が消えて、タコメータの針もピッタリと安定します。
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<中回転時の同調>
スロットルをゆっくり回してエンジンの回転数を約2000rpmにしたとき、バキュームゲージの針が4つ共揃うように、キャブレタートップのワイヤーアジャスターで調整します。
バキュームゲージの値が低いときは、スロットルバルブが開くのが早いので、ケーブルアジャスターを緩めます。 バキュームゲージの値が高いときは、ストッロルバルブが開くのが遅いので、ケーブルアジャスターを引く方向へ回します。 どれか一つが他に比べて負圧が低い場合は、値が高いキャブレターに合せ、逆に負圧が高い場合は、値が低いキャブレターに合せると同調が早く取れます。
最後にキャブレターのケーブルアジャスターのゴムカバーを被せ、スロットル側でケーブルの遊びを微調整します。

<インプレッション>
キャブレターの同調がピッタリ揃うと、エキゾーストノートは澄んだように一段と高くなり、スロットルの開け始めのトルク感もモリモリと大きくなったように感じられます。 
経験や勘頼りの整備ではCB750K0のエンジン本来の性能を引き出せません。
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by motosprite | 2015-06-22 15:20 | CB750K0

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