CB750K0 バルブクリアランス調整

コツをつかめば意外と簡単
ポイントの点検調整と同じく定期的にメンテナンスしたいバルブクリアランス。
キャブレターを調整する前に済ませておきます。
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バルブクリアランス調整とは
カムシャフトに連動してバルブを押し下げするのがロッカーアーム。 ロッカーアームの先端とバルブステムエンドとの隙間が小さいと、熱で膨張したバルブは常に押し下げられて圧縮漏れを起こし、エンジン不調になります。 逆に隙間が大きいと、エンジンノイズの原因になります。

ロッカーアームのアジャストスクリュー先端とバルブステムエンドの隙間をシクネスゲージで測って、基準値になるようにスクリューを回して調整します。
CB750K0のバルブクリアランス点検と調整は、エンジンが冷えた状態で行ないますので、納得がいくまでじっくり時間を掛けて行なえます。

<バルブクリアランス調整の手順>
①作業の手順はヘッドカバーのアジャスティングホールキャップとコンタクトポイントカバーを外します。 クランクシャフトを回転しやすくするためプラグも外します。

②4番シリンダーを圧縮上死点の位置にします。
バイクにまたがって左端が1番シリンダ、右端が4番シリンダです。
コンタクトポイントのセンターナットを右方向に回して、ポイントベースの丸穴の中に見えるスパークアドバンサーの1.4 Tマークを合わせマークに合わせます。 
この時、4番シリンダーのロッカーアームが押し下げられていなければ、ここが圧縮上死点です。

(圧縮上死点とは)
ピストンが最も上がった位置で吸気バルブ、排気バルブが共に閉じている状態です。 
クランクシャフトが1回転してピストンが再び昇り切った位置が排気上死点です。 
吸気と排気バルブが共に開いているので、排気上死点ではバルブクリアランスの点検調整ができません。

③ヘッドカバーのアジャスティングホールからシクネスゲージを差込み、アジャストスクリューとバルブステムエンドの隙間を測定します。
規定値はインレットバルブが0.05mm、エキゾーストバルブが0.08mmです。
規定値から外れていたら、アジャストスクリューをマイナスドライバーで左右に回転させ、ロックナットで固定します。

④アジャスティングホールの位置の問題でシクネスゲージを真っ直ぐに差し込めません。 そのためシクネスゲージの先端を、少し、上方向に曲げておくと測定しやすくなります。
アジャストスクリューのロックナットで締めるとき、隙間が若干大きくなるため、調整値を予め0.01mm狭くしておくとちょうど良くなります。
この位置でバルブクリアランスを調整できるのは、3番エキゾーストバルブと2番インレットバルブです。

⑤もう一度クランクシャフトを1回転させて、1番シリンダを圧縮上死点にします。
この時に同時に点検調整できるのは2番エキゾーストバルブと3番インレットバルブです。

下表の〇印バルブと×印バルブがそれぞれ同時に調整できます。
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最後にロックナットは締め付け過ぎないように注意が必要です。
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by motosprite | 2015-06-25 15:34 | CB750K0

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