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CB750K0 中古オイルポンプを分解したら

ネットオークションで手に入れたCB750の中古オイルポンプを全バラしてみたら、なんと、使い物にならないポンコツでした。

CB750はドライサンプ式強制潤滑システムのため、オイルポンプは心臓にあたる重要なパーツです。 
オイルタンク内のオイルをシリンダーヘッドやクランクシャフトに給油する送り用ポンプと、ケース内のオイルをオイルタンクに戻すとともにミッションに給油する戻し用ポンプを備えています。 ポンプはローター式のトコロイド型で安定した給油ができるポンプです。
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分解前のポンプは真っ黒に汚れていましたが、洗ってやると新品同様にきれいになりました。
ポンプを全バラして内部を細かく点検してみると。
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トコロイドのインナーとアウターローターに無残な傷と金属表面の剥離が起きていました。 この部分で油圧を発生させる場所のため、この状態を見ただけでこのポンプは使えないと判断しました。
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傷は送り用ポンプのサイドカバーにも異物を噛んでできたと思われる回転傷が無数に付いています。
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考えられる原因は、ケースに溜まったオイルを吸ってオイルタンクへ圧送する戻り用ポンプにダメージが多かったことから、このポンプが付いていたエンジンはオイル管理がよほど悪くて、クランクケースの底に溜まった金属粉やゴミをポンプが噛んだのだろうと思います。

このポンプのように中古のエンジンパーツを購入するのは元の状態がわからないため賭けのようなものです。 
by motosprite | 2015-06-27 18:58 | CB750K0

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